広島のおもてなし・鉄板焼きのお店 | どんとこ三川町店

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馬鹿なふりをする天才

昔話しの続きを書こうかなと思います。

僕は本当に「飲食は向いてないなぁ」と思ってました。

18歳の頃の 食べ放題のアルバイトから、五エ門にいた26歳まで、本当に「センスのカケラも無い」と思ってました、マジです❗️

その理由は、「段取り悪い」「先輩の言ってる意味がなかなかわからない」「包丁持ったらすぐ手を切る」、、、。

自分でも ダメだなぁ と思っていたし、皆んなからもそう言われていました。

でも、まだ自分が「何がしたい」とか「コレで一生食っていく」というものが無かったので、飲食を続けていました。

でも、自分の中では「こんなに向いていない仕事で人よりも出来るようになれば、きっと天職に出会った時に、今の努力する力が役に立つはず!」と思い頑張りました。

その中で自分に課した宿題は
「しんどい、苦しい、たいぎい」
は思わない、言わない、感じさせない。
「先輩、上司から言われた事は基本的に はい! しか言わない」
「どんなに馬鹿にされても 笑顔で笑いに変える」
でした。

そーしていると、身についてきた事は
「考える前に行動する」
考えると 出来ない自分も想像してしまうので、そんな頭のいい事は 出来るようになってから考えようと。

「先輩達が面倒見てくれるようになった」
終わってから飲みに連れてってくれたり、仕事のノウハウを教えてくれたり。

それと「職場のみんなが気持ちよさそうに仕事している」という環境になってきました。
飲食店は時間に追われたり、段取りを1つ間違えると大変だったり、ストレスがとっても多い職場だと思います。
そんな中で「八つ当たり」が出来る存在というのは とても重宝されました。

今でも思い出します。
僕は何もしてないのですが、他のスタッフのミスを僕に八つ当たりされて。
「美野! なんしょんや‼︎」
「すいません!」
「土下座で許して貰えますか⁉︎」
と言うと、ピリピリした職場に
「どっ」
と笑いが起こり 空気が柔らかくなりました。

そんな僕は 他の店舗の人間からして見たら、「仕事の出来ない奴」
でしたが、僕の恩人で 鉄板焼の師匠 上長者 直貴さんは
「あいつは馬鹿なフリをする天才」
と言ってくれました。

その時から、「この人に付いていくのかな」
と少しだけ思いました。

本当に人生は何が起こるかわからないですね。
でも、「一生懸命じゃない人間に神様は微笑んでくれない」と思います。

あ、遅くなりましたが 写真は「愛媛産天然芽ひじきと広島菜漬の優しい混ぜご飯」です。
メニューには載ってないので 食べたい方は僕に言うて下さいね(^_^)

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